No.33

特にテーマはございません。日常で見たり聞いたり考えたことを、徒然なるままに。

「バガボンド」35巻を読みました

バガボンド(35) (モーニング KC)

バガボンド(35) (モーニング KC)

いやー、今回の表紙の武蔵はカッコ良すぎですね。渋い。

暖色がバックってのが初めてな気がします。

 

で、中身の話。(以下、ネタバレます

 

 

 

 

 

武蔵は畑を耕す。でもその土地は、大雨の度に川が氾濫して全て押し流してしまう場所。

そこで武蔵は、「水に勝ってやる」と考える。溢れる水を止めようとする。でも、止まらない。

 

そして、水と対峙する武蔵。そこでひとつの理にたどり着く。

 

「外からの力によって 水のありようは完全に決められ 水自身はただそれに従っている

 外からの力によって ありようは完全に決められ それでも水は水 どこまでも水 完全に自由」

 

クァーっと心が熱を持ちました。

外から何か決められる、というのは"不自由"でしかないと思ってました。

しかし、それでも、自分のありよう次第では"完全に自由"でもいられるのか、と。ちょっと世界が拡がった。

 

自分が自分である。それが完全に自由であること。

何かしら、自分が自分でなくなる、自分が自分でないと感じてしまう、そんな状態こそが不自由。

 

そういう基準を持てると、外からの力に対して、どこで引いてどこで押すのか、ということが明確にできて、少し生き易くなるのかもしれません。

 

 

この巻はこれで終わらず、後にもつらつら話が進みますが、そこは読んでのお楽しみ。

1周読んで私にココロに最も残ったのはここでした。さて、2周目読もうかね。

 

 

ではまた、その内。