No.33

特にテーマはございません。日常で見たり聞いたり考えたことを、徒然なるままに。

「Op. ローズダスト」を読みました

Op.(オペレーション)ローズダスト〈上〉 (文春文庫)

Op.(オペレーション)ローズダスト〈上〉 (文春文庫)

 

1ヶ月半超かけて読み終えました。文庫で上中下巻の大作です。

 

著者の福井晴敏さんは、有名なところだと「亡国のイージス」や「終戦のローレライ」を書かれた方で、私は映画(真田広之さんや香椎由宇さんのファンなので)から入って小説にハマッた口です。

あと、ガンダムのノベライズ作品とかも書いてらっしゃるようですね。(こっちは未読でよく知らない

 

この方の作品を読んで毎度思うのですが、とても描写が緻密。

それ故に話が長い、ということなのかも知れませんが、話の展開にスピード感あって良いバランス。

総じて"アツい"話が多い。胸に迫る、ジーンとする。

国家とは~というようなテーマが根っこに流れてるので、ちょっと話は重いんですが、登場人物が繰り広げるアツいドラマがその重さを振り切って展開される。

 

本作も、そんな感じの期待に違わぬ内容で、とても面白かったです。

話も収まるべき所にストッと収まる感じで、読後感も良し。こういう話の組み立て方はとても巧い方ですね。

エンターテイメントとして、とてもイイ本だと思います。

 

長い話なので、山場が幾つも訪れる。描写が緻密なので、文章が頭の中で次々映像として繰り広げられる。

これ、2部構成の5時間くらいの長さで映画化してくれたら、すごくいいんじゃないかしらね。

クライマックスの舞台はお台場だし、某テレビ局さん、いいんじゃないですかね。

 

色々と考えさせられる内容でもあるのですよね。フィクションって、実際とは違う視点を提供してくれるじゃないですか。そういうのを、単に作り話で終わらせずに現実に乗っけて考えるって、大切だと思うのですよ。

私も"新しい言葉"を見出さなくっちゃ。自分で語る術を持たなくっちゃ。流されるだけではいけない。

 

さて、やっと次の本が読めるぞ(笑)。

ではまた、その内。