No.33

特にテーマはございません。日常で見たり聞いたり考えたことを、徒然なるままに。

勝つか負けるか

思いついて、Twitterでつぶやこうと思ったテーマなのだけど、ややこしくて長くなりそうな感じだったのでこちらで。

 

勝ち組、負け組、という言葉があります。ちょっと前(いや、かなり前?)から市民権を得ている言葉です。

格差社会という言葉と共に広がり、今ではアチコチで耳に目にする言葉になっています。

 

格差社会の中で、上辺に位置するのが勝ち組。下辺(底辺、という言葉の方がスムーズだろうか)に位置するのが負け組。

2極化した世界のそれぞれの辺を勝ちと負けにの2色に塗り分ける。とても分かり易いイメージでしょう。

 

そんなイメージが広まった結果、様々な場面に勝ちと負け、勝負が付きまとうようになってきています。

進学、就職、結婚、子育て、老後、などなど。

ほんの些細な日常生活の中にも、勝った、負けたという物言いが蔓延っている。

そして、負けるな、勝ち馬に乗り遅れるな、の大合唱。どうあっても勝ち組にならなきゃいけない、と。

 

 

ここでフト思いつく。「その勝負、ホントに勝たないといけないのか。やらないといけないのか。」

この発想自体が負け組マインドだ、と斬って捨てられればそれまでの話でしょうけど、とりあえず個人の思索ということで話を続けます。

 

これらの勝負事、勝ち負けの基準は何でしょう。明確な線引きが為されてないように思います。

世間的にはそれらしい基準(年収○○以上!とか)が喧伝されてたりもしますが、それは単に大多数がそう思い込むことで発生する空気みたいなモノ。

ちょっとした刺激で上がったり下がったりする、そんなあやふやなモノ。昨日の勝ちが今日は負けと言われるかもしれない。

 

更には、この勝負、死ぬまで続く。ずっと勝負事。息つく暇なんてない。

そして、一度でも負けると瞬く間に負け組に転落しかねない。勝ち続けなきゃならない。(尾崎豊さん風にどうぞ

 

勝負事には勝率というのが付いてきます。どんだけ勝てましたか、という話。

身近な例で言うと、先日、我らが福岡ソフトバンクホークスの日本一で締めくくられた(言いたいだけ)プロ野球とか、長いリーグ戦を戦うようなをスポーツの順位をつけるのに使われたりしますね。(サッカーは勝ち点と得失点差でまた別の仕組み

で、日本プロ野球だと大体勝率6割くらいでリーグ優勝を狙えるかな、という感じ。優勝するチームでも4割は負けます。

そして、勝率6割のチームがあると、どっかに勝率4割のチームがあるのが摂理。誰もがみんな勝てるようにはなってない。当たり前の話。

 

勝ち負けの基準は不明確。いつ勝ちが負けと見做されてもおかしくない。

終わらない勝負。勝負事はどっかで負ける事がある。全く勝てないなんてこともざらにある。

 

こんな勝負事に身を投じられるかと考えると、私は嫌です。やりたくない。

勝ちたくもない。大体、そんな勝負の勝利って何だよ。

 

これは私個人の好みに過ぎませんが、諸々の"しなければならない"という状況が嫌いです。周囲からの影響で、自分の意志とは異なる所からもたらされる場合は殊更に。

勝たなければならない。勝ち続けなければならない。それってシンドイですよ。

そんないっつも勝った負けたとか考えるのも面倒ですよ。もっと気楽でイイですよ。

 

 

勝ち組負け組を選別するゲームとしての勝負ではなく、自分の中の勝負所ってのは、また別にありますよね。

自分の夢を叶えるために必要な試験であったり、仕事の上で失敗の許されない決断であったり、はたまた、最愛のヒトを手に入れる(と書くと語弊があるのだけど、雰囲気づくりとしてこういう言い回しを使う)為のプロポーズだったり。

他のモノからもたらされるのではなく、自分の内から湧き出る意志でぶつかる勝負所。そういう時は、全身全霊を以って事に当たる。(それすらできなければ、ホント、負け犬ですよ

 

自分の勝負所で全身全霊を奮う為にも、正体のよくわからない勝ち組負け組レースにエネルギーを割かず、じっくりどっしり構えていたいな、と考えてます。想像される勝負所に対する準備とかもしつつね。

攻め時と引き際。それは自分で見極める。考えて決める。

周囲が勝手に貼り付ける勝ち組負け組のレッテルなんて邪魔なだけ。そんなモノは気にしない。

 

とまで書いたところで、そうやって自分の勝負所を逃さぬように意識を巡らせているのも、ヒトによってはシンドイのかも知れないですね。

周囲が設定する勝負に飛び込んで、常に勝負し続けるという形の方がイイというヒトもいるのやも?

何も考えずとも周囲からネタがヒョイヒョイ出てくるのは、楽と言えば楽なのかも知れないですし。

 

 

そこに至る道はヒトそれぞれだろうけど、最後の最後の瞬間に「あぁ、俺、勝ったかな」と思えたら嬉しいのかな。

 

 

何がきっかけでこんな事を考え始めたのか、それすら忘れてしまったけども、まぁ、そんな按配で。

 

ではまた、その内。