No.33

特にテーマはございません。日常で見たり聞いたり考えたことを、徒然なるままに。

気ままにディスクレビュー:HY「Departure」

今日から新年度が始まり、新しい生活に身を置く方も多いでしょう。

そんなタイミングにピッタリの盤はないかな、とフト考えて、思い浮かんだのがこちら。

HYの2001年発売の1st「Departure」です。(当初は沖縄限定で、↓は2002年発売の全国版

DEPARTURE

DEPARTURE

 

 

HYは「AM11:00」(2ndの「Street Story」収録)でブレイクしましたが、こちらはその前の作品。

CSの音楽チャンネルで、本作の1曲目「ホワイトビーチ」がピックアップされていたのが、HYとの邂逅でした。

伸びやかなVoに挟まるラップ。ギターとピアノが絡むメロディ。要素は盛り沢山なのだけど、押しつけがましくなくスッと入ってくる。

ぁ、これはイイな、と若かりし日の私の心を捉えました。

確か、MVがモノクロで、その雰囲気も良かったのだよね。

 

その「ホワイトビーチ」から始まるアルバム。

ヒップホップ色の強い「革命」や「兼久商店」。粗削りな和製ラップが楽しい。

ロック調の「ソテツ」「My Life」。ギターのカッコよさが際立つ。

聴かせる「Ocean」「旅立ち」。この2曲は名曲!心地良くも力強いメッセージに打たれます。

色んな表情が見える。そんな1枚。

HYは、音楽ジャンルとしては前回紹介したLINKIN PARKと同じくミクスチャーバンドと括られますが、個人的には、彼らの出身地に敬意を表し、チャンプルーバンドと称したい。

色んな顔が見えるってのは、何かと面白いですね。

 

アルバムタイトルの"Departure"には、"出発、新しい試み"という意味があります。

(知らなかったけど、"離脱"という意味もあるのですね

HYとして初の作品。自らの新たな旅路への思いを込めた1枚なのかな。

全体を通して綴られている、前向きな歌詞が力をくれます。後を押してくれます。

 

新たな生活が始まり、新たな世界へ向かうのに不安を抱き、それに適応する苦労に疲れもするでしょう。

そんな時に、お茶でも淹れてボーっとしながら聴いてみる。も少し頑張ってみるか、と思える、そんな1枚だと思いますよ。

まぁ、このアルバムでなくとも、自分にとってそういう位置を占める作品を持っているとイイのかな、と思います。

色んな場面で、音楽は助けてくれますから。

 

 

新たな"Departure"へ向かうヒト達のその先に、ステキな展開が待っていますように。

 

 

ではまた、その内。