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No.33

特にテーマはございません。日常で見たり聞いたり考えたことを、徒然なるままに。

名前の話をしよう

名前って不思議。

平たく言ってしまえば、あるものを識別する為の記号に過ぎないのだけど、とても大きな意味を、力を持つ。

そう思う。

 

 

物語の中でも、とても重要な使われ方をしたりもする。

 

例えば、映画「千と千尋の神隠し」で、主人公の"千尋"が湯婆婆に名を奪われて"千"となる。

湯婆婆は本当の名前を奪う事で、その対象を支配下に置く。ハクは名前を取り戻して自由になれた。

 

漫画「BLEACH」でも、名前は大きな意味を持つ。

死神たちが使う斬魄刀は、その名前を知り、呼び掛けることで本来の姿を現し、その能力を発揮する。

零番隊、兵主部一兵衛の能力は名前を斬る、塗りつぶす、刻み込む。その破壊力は凄まじい。(まぁ、相手のユーハバッハがチート過ぎてしまうのだけど

 

そんな感じで。

 

 

私は名前というものにとても思い入れがある。それは、自分の名前が好きだから。

 

ここ最近、ヒトに付けられる名前について、あれこれ話が盛り上がる時がある。

やれキラキラだ、やれシワシワだ、と。

 

私見を述べるのならば、当人達が納得してたら、周囲がどうのこうの言う話ではないと考えている。

古いモノと新しいモノ。その2つが同時に存在してせめぎ合っている。

名前に託す意味を重視する文化と、その意味の多様化と、音や見栄えを重視する文化と。

そんなモノ達がせめぎ合ってる。ただそれだけ。好ましいか好ましくないか。ただそれだけ。

(サラッと読めないのはちょっと不便だな、というのは思うけど、私のもそうすんなり読んでもらえる類じゃないし

 

もっと時間が経てば、収まる所に収まるでしょうに。

受け容れられれば残り、受け容れられなければ廃る。ただそれだけ。

過渡期には無用な諍いが起こりがち。そういう時なだけだと思う。

 

ただ、子が付けられた名を気に入らなければ、何かのタイミングで変えられる、そんな仕組みはあっていいのかな、と思う。

親と子の思惑が重なるとは限らない。そんな場合にやり直し効かないってのは、色々と不幸だよ。

(一応、法律上は改名できるようにはなってるけど、社会が、世間が、それを容易に認めているだろうか、という所が引っ掛かっている、そういう文化的な素地はまだないように思う

 

漫画「神戸在住」にはこんな話がある。

韓国系3世の崔月姫さんというキャラクター。通名の千田姫子ではなく、本名の月姫を名乗っている。

その理由はこうだ。

"「月姫(ウォルヒ)」の方が「姫子」よっか かわいーやん? 発音も好きやし"

ちょっと特別な境遇だというのはもちろんあるけども、こういう選択ができる自由ってのはステキだと思う。

名前って大事なものだと思うけど、もっと柔軟に扱うことができても良いだろうに、と思うのです。

 

私のように、親が付けてくれた名前が好きならそれでいい。

それが気に入らなかったら、自分で付ける。他の誰かに付けてもらう。自分が納得いくように。

その名を背負うのは自分なのだから。

 

 

あなたは、自分の名前が好きですか?

ではまた、その内。

 

 

千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]

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BLEACH―ブリーチ― 67 (ジャンプコミックス)

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神戸在住(4) (アフタヌーンKC)

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