読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

No.33

特にテーマはございません。日常で見たり聞いたり考えたことを、徒然なるままに。

戦争について

つぶやき

ご無沙汰していました。

PCのHDDが壊れてしまって、換装したり環境復旧させたりゴタゴタしておりました。

それも落ち着いて、ブログ更新も再開です。今後とも、どうぞよろしく。

 

 

さて、今日、8月15日は終戦の日

そして、今年は、その終戦から70年という節目。

そんな日なので、戦争について、思う所をしたためておこうと思います。

 

私は、戦争をするべきではない、そう思い続けてきました。

それは何故なのか。戦争は、悲惨な事、残酷な事、多くのヒトを傷つける事。だからなのか。

戦争をする事は間違っているのか。ならば、何故、今も世界のそこここで戦争が起こっているのか。

するべきでない、と断じつつも、その根っこを突き詰めていくと、突き詰める程に、わからない、理解が及ばない、そんな何故が増えていきます。

 

そんな思考の先に辿り着いたのは、私は戦争について何を知っているのだろう、という事。

その対象をよく知らないまま考え続けても、何かを見出すのは難しいでしょう。

そして、間違った所へ行き着いてしまう危険性も大きいでしょう。

これは、今のままではいけない、と思いました。

 

 

子供の頃は、いわゆる「平和学習」というものがありました。

その中で、戦時下の日本でどんな事があったのか、ある程度知ることができました。いや、知ったような気になれた、と言った方が正確でしょうか。

何にせよ、戦争は悲惨だ、残酷だ、というイメージは、その時に形作られたモノだと思います。

 

教育という枠組みに切り取られた戦争を知る。それは、取っ掛かりとしての意味はありますが、それが戦争の全てではありません。

では、大人になって、戦争のことを知る機会がどれだけあったのか。とても少なかった。

先に形作られたイメージによって、もうそんな悲惨な事に触れる機会は要らない、と距離を置いていたようにも思います。

そして、よく知らないまま今に至ってしまっている。だから、もっと知りたい。そう思い始めましたし、そう動き始めました。

 

そんな中で、気を付けていることがひとつ。

私は、戦争について何が起こったのかを、まずはニュートラルな状態で受け止めたい、と考えています。

現代の日本において、戦争とは過去の事か、遠いどこかでの出来事です。

その為、戦争について触れるという事は、誰かの手を経た情報として触れる、という形が一般的になります。

それは、ドキュメンタリー系のテレビ番組だったり、戦争をテーマとした映画だったり、そういうものです。制作物です。

誰かの手を経る、誰かが作るという事は、起こった事に対して誰かの意識が少なからず介在し、影響を及ぼすこと。

その影響をできるだけ排した形で、ただ、起こった事だけを掬い取る。そう意識してそれらのものに接しようとしています

 

まずは知る。まずはそこから。そして考える。自分の考えを形作る。それから、誰かの考えに触れる。

そういう順序を踏むことが、こういう位置にあるテーマについて深く掘り下げていく為に、必要な手段だと思うから。

 

 

 

今、戦争について考えている、覚書のようなもの。

戦争について、良いとか悪いとか、正しいとか間違っているとか、そういう意味付けをすることに価値はない。

ただ、戦争をするべきではない、とはっきり言える。

それは、良し悪しや正誤ではなく、私はやりたくない、という気持ちからそう言うのだ。

 

戦争の何を嫌うか。

怖いのだ。あの得体のなさが。わからない、という事が怖いのだ。

戦時下に行われた事、下された判断、そのひとつひとつを知る度に、何故そんな事を、という思いが募る。

そのほとんどは、結局、理解できていない。それは今、私の境遇にある尺度で見るからなのか。

戦争という只中では、それは普通の、当たり前の事だったのかも知れない。

最も根源的な部分を見れば、ヒトがヒトを傷つける事。殺す事。それが正当化されてしまうのだ。

そんな理屈はわからないし、怖い。怖いのは嫌だ。

 

良し悪し、正誤、という尺度から距離を置きたくなるのは、その高く掲げた正義を相対する他人に振り下ろすことは、戦争の構図と同じだと思うからだ。

互いが互いに正しいと思い、互いが互いを間違っていると思う。そういう2つがぶつかり合うひとつの形が戦争である、と。

だから、その尺度を使って戦争を論じることは、また別の戦争の根となりそうで、避けたいのだ。

 

 

 

最後に。

先の戦争について扱ったものでは、日本に何が起きた、日本人が何をされた、という視点で作られたものが、多く見受けられます。

そういう切り口で戦争を知るのは大切だと思います。一番身近に捉えられるでしょうから。でもそれが全てではない。

同じくらいに、他所の国で何が起こったのか、そこには日本が、日本人が起こした事も多くあります、という事を知るのも大切です。

そして、今、世界のあちこちで起こっている戦争について知ることも。

それは決して目を向けないでいて済むことではありません。頭にしかと留めておくことです。

 

知ること。まずは、そこから。

ではまた、その内。